
磐井製茶では、
荒茶仕上、製造加工、定温保管庫、
すべてを工場内に集約。
移動や分散管理による品質劣化を防ぎ、年間を通して安定した品質管理をおこなっています。
荒茶
形が不揃いで、水分含有量が多く変質しやすい状態
整形
形が大小さまざまな状態で混じりあっているので、形を整えきれいにします
選別
整形されたお茶から茎、粉などを選別します
火入れ
水分を十分きることと、お茶に合わせた当社独自の火入加工をおこない、独特の香りと味を引き出します
合組(ブレンド)
製茶の味、香り、色などを均一にし品質を保ちます
袋詰め
それぞれの商品に合わせて計量、酸化を防ぐための窒素ガス封入等を施し、袋詰めします
保管
安定供給のために、年間を通して温度管理された倉庫で保管されます
4月から6月にかけて摘み取られ加工された荒茶は、
自社工場で整形・選別・火入れ・合組(ブレンド)・袋詰めの工程を経て製品化しています。


福岡県南部にある八女地方は、春先になると寒暖の差が大きくなり山間部では朝霧がたちこめます。
お茶の栽培に適したこの気候が上質なお茶と、つくり手の技を育みました。

茶樹は土の温度で春の到来を感じるといいます。
そして、土から吸い上げ蓄えておいた栄養を新芽に注いでいくのです。
お茶は大地の恵み ── 。



八女地方は全国的に高級玉露の産地としても知られており、星野村や黒木町などの中山間地で生産されています。
八女の玉露は品質を考えて、あえて手間のかかる昔ながらの稲わらを使用して被覆(光を遮ることで旨味とコクを高め)を施し手摘みで摘採。
その結果として、全国茶品評会では最高位「農林水産大臣賞」を連続で獲得し高い評価を得ています。

「八女伝統玉露」が地理的表示保護制度(GI)に全国で初めての登録
※全国で7品目が初回登録
稲わらの被覆・自然仕立て・手摘みの生産方法は昔ながらの方法で、一定数を生産しているのは八女地方だけだと言われています。
